金縛りと実験 少年時代⑰

ガラスのような繊細な心をもっていた少年時代。

私は、周りとは少しだけ感覚が違っている不思議な子どもでした。

 

10代も後半になるに従って、私は頻繁に金縛りにあうようになっていました。金縛りの最中は、毎回身動きが取れず苦しみました。時には、強い霊的な存在からの圧力を感じたり、身体から魂が抜けていくのを感じたりもしました。金縛りがおさまった後も恐怖心が消えず、眠れず、両親の寝室に行き朝まで過ごすこともありました。

あまりにも頻繁に金縛りが起こるので、母は私の部屋に何か「悪い気」があるのではと考え、別の部屋を用意してくれました。新しい部屋は以前の部屋よりも明るかったこともあり、恐怖体験の頻度は少なくなりました。しかし、依然金縛りは続きました。

金縛りも経験を重ねていくと、自分に起こっていることを客観的に観ることができるようになってきます。苦しい状態を回避するコツもだんだんと掴んできます。そんな日々を過ごす中、私は、金縛りの最中に実験的なことをしてみようと思うようになりました。それは、高校生の頃のことです。

最初にやってみた実験は、幽体離脱をしている時に、その辺を探索してみようということです。以前から、身体から意識体が抜けてくのを感じてはいましたが、意識体をコントロールしてみようという余裕はありませんでした。しかし、金縛り経験も豊富になり好奇心も強かった私は、意識体の自分で周囲を動いてみようと思いついたのです。

実際に金縛りにあった時に抜け出した意識体は、平常時の感じ方とあまり変わりありませんでした。いつも夜だったせいか辺りは暗く、周りの様子をはっきりと見ることはできませんでした。よく、幽体離脱をした時に、ベッドに横になっている自分自身を見る人がいますが、私の場合、自分の姿を見たことは一度もありませんでした。

平常時の感覚とあまり変わりはありませんが、いくつか違うこともありました。一つは、感覚が過敏になっていることです。床を歩いている足の裏や手で物に触れた時の感覚は、いつもよりも数倍敏感でした。視覚から入ってくる情報は、部屋の中や廊下が見えたりはしますが、実際の部屋の様子とは若干違っていました。家の間取りはほぼ同じなのですが、家具の位置や装飾品が違っていたりしました。リアルとイメージが混ざった様な感じです。もう一つ違うことは、性的な感覚がいつもよりも数倍強くなっているということです。

総じて言うと、身体中の感覚が何倍にも過敏になっているということです。この感覚は、金縛りがとけると、一瞬で通常の感覚に戻ります。

こういった金縛り経験を繰り返していく内に、それがいつしか、自己意識の広がりや美しいものとのコンタクトという体験に繋がっていきました。

いつか、宇宙との繋がりや高次とのコンタクトについてお話ししたいです。

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